念願の司馬遼太郎記念館に行って参りました。
師の熱烈ファンである事もさることながら
今をときめく建築家《安藤忠雄氏》の設計との事で
逸る気持ちを抑えつつ電車を降りました。
案内看板などはほとんど無く、こびた観光地めいてないのはいいのですが、
道がわからず、群馬弁で人に聞くのも面倒で、結果 徒歩12分のところを
1時間以上さまよってしまいました。
やっと、到着したところ、庭の拡幅工事で騒然としていて
せっかくのリフレッシュ休暇が工事現場に到着してしまいました。
師の書斎が当時のまま保存されています。
記念館の撮影はNGなので、アップ出来ません。
テレビで安藤忠雄氏が「来て見て居てもらう記念館を造りたかった。」との
コメントがありましたので、そのつもりでしたが、蔵書の多さと、高さ10mはある本棚、
それとどこにでも出没する元気なおばさん連合に圧倒され、ほうきで掃かれるように
退散を余儀なくされました。
建築の業界人としてのコメントは控えます。
どんなコメントも薄っぺらになりそうですので、ただ感じたのは
コンクリートの打ち放しのピーコン穴を埋めてないというセンスは
公田コンセプトハウスの地下室と同じでした。
連れの万歩計は13,000歩を記録していて、やや、ご機嫌斜めのようでした。