日照不足の7月
7月月末ギリギリに、関東地方の梅雨明け宣言が出た。
全国に遅れる事は珍しい事のような気がする。
とにかく、今年の7月は曇りの日が多く、雨も降るには降ったが、夜が大半で
現場作業に影響が出るような終日雨天の日はほとんどなかった。
建設現場では、歓迎された梅雨寒ではあったが、農作物は深刻なようだ。

梅雨が明けた途端に 覚悟していた猛暑が襲ってきた。
8月前半は 7月のツケを返すかのように晴天が続きそうだ。
暑さに体が慣れていない分、現場の作業者達の疲弊感が漂っている。
休養と水分をしっかり取りながら、無理をしないように願う。


少し、涼しい場所の写真をアップします。


構想開始から六十有余年、民主党政権時代に前原国土交通省大臣が視察に来て
「中止します」と宣言。喝采と怒号が日本中を駆け巡った。


今では 前原さん同様 話題になる事も無くなった八ッ場ダムです。


コンクリート打ち込み工事が完了したらしいので、様子を見に行って参りました。
無料展望台での見学客を目当てにしたそば屋とうどん屋が出来ています。


来年には、水を張り始める事だろう。
ダム底になってしまう景色をご覧ください。










八ッ場ダムには特別な思い入れがあります。
ダムに沈んでしまう川原湯温泉のやまたや旅館さんは弊社で工事させていただきました。
移転第一号の平成25年の開業になりました。
60歳を過ぎた館主さんは生まれた時から移転の話があったことになります。

また、湖底に沈むため 移転を余儀なくされ、渋川市に建築されたお客様もいらっしゃいました。

構想開始当時の首都圏の水がめや災害防止の美辞麗句は今も意味があるのだろうか?
60年以上にわたり、地元民を悩ませ、苦しめ、一部の魑魅魍魎達(別名政治家)が利権をほしいままに操り、末代まで使い切れないほどの蓄財をなしていった者も。

いろいろな過去を全て埋め尽くして、上流からの清水を蓄え、きれいな水面の観光地となってもらえたら、県民の一人としてそれ以上の喜びはありません。


一般 | No.195 管理人   2019/07/31(Wed) 08:52:38