平成最後の師走
来年には新しい元号に変わります。
平成元年に創業して、平成の時代を全う致しました。
数々の心優しい建築主様、誠実な協力業者の皆さん、とても従順で逞しい当社スタッフに支えられ、大きな心配事も無く、感謝して30年目の年末を迎えることが出来ます。
とても、幸福感に満ちた年越しを味わっています。

年末に 最後の現場廻りで車を走らせていると、ほとんど新型車で、しかもピカピカに輝いている。昭和の終わり頃を思い出すと、錆びたボディや事故でへこんだ車も珍しくなかったが、今はほとんど見かけることが無い。やはり、この30年も国民生活は豊かになってきたという証明なのだろうか?

最近気になる事は、次々に発表される新型車のフロントの顔が『いかつい』と思う。
好まれるデザインが『いかつい顔』だとしたら、大変心配な事態だと思う。
あおり運転の挙句、懲役18年の刑を受けたならず者も、本人の資質だけの問題ではないように思うのは、間違っているのだろうか?小さなあおりは毎日のように見かける。

経済的には豊かになったが、人心の荒みは進んでいるということはないのだろうか。
核家族化が進んで、幼少期に年配者の話を聞く機会が減っているのも一因ではないか?


新しい元号が何になるのか、最近やたら取り上げられる画像がある。

この写真は官房長官の時の物で、のちに総理大臣になり、二千円札を発行した。

やはり、政治家は総理大臣になって、歴史に残りたいのだろうか。

古くは沖縄返還を成し遂げた佐藤栄作


国鉄民営化を実現した中曽根康弘


中国と国交正常化をした田中角栄


消費税導入を実現した竹下登


郵政民営化をごり押しした小泉純一郎


総理経験はないが自民党を下野させた小沢一郎


歴代の大仕事をした大物政治家たちも、毀誉褒貶の中にある。
しかし、根っこの部分に『民のかまどは大丈夫か』→飯が食えているかという意味
と言うのがあったような気がする。


安倍さんは モリカエの件で、忖度という難しい言葉を日本中に広めた。
執念にも近い憲法改正は、周囲の批判からか鳴りを潜め、今はロシアとの平和条約締結や北方領土2島返還実現に血道をあげているのだろうか?いや、あがいているかな。

何が何でも、歴史の残る政治家になりたいというのが見え隠れする。

新しい元号を迎える総理大臣として、問題山積の中ではあるが、しっかりと日本のかじ取りをしてくれることを期待したい。

弊社は 400軒近くなったHIROSEの家にお住まいの皆様が『あたたかい冬』を過ごしていただいていることを信じて、正直な家造りを全うして行きたいと結ばさせていただきます。






一般  2018/12/29(Sat) 16:47:44