石田堤史跡公園と忍城址
埼玉県行田市堤根というところに新築させていただいたお客様から 久しぶりにご連絡をいただいて出向いてまいりました。
バブル崩壊後の長引く平成不況の平成9年に 拝み倒したような形で着工させていただいた特別な思い入れのある物件でした。今ではルートインホテルが建っている国道沿いで事業をなさっていた社長さんの奥様の実家での建築でした。この年の唯一の地鎮祭ができることになり、記者の30代最後の年の瀬をいくらか穏やかな気持ちで過ごせるようになったのを鮮明に覚えております。


当時工事が始まっていた【石田堤史跡公園】が完成していました。





公園の脇を通る新幹線の高架の下にやぐらが造ってあり、その下に入ると説明のアナウンスが流れます。(これは当時からありました)
豊臣秀吉の天下統一の最後の仕上げである関東平定で 小田原城の北条氏を制圧するため、周りの支城を一つ一つ降らせていたが、現在 行田市役所のある忍城の成田氏だけは かたくなに抵抗を続け、これに手を焼いた石田三成が堤を築いて、白を水没させようと 金に物を言わせて、近隣の農民たちを集めて14Kmもの長さの堤をわずか5日で築造させたらしい。
 結果的に、この石田堤は攻略には何の役にも立たず、北条氏の投降によって、成田氏も降る事になる。この経緯は【のぼうの城】という映画で ご存知の方も多いと思う。


ということで「水に浮く城 忍城跡」も立ち寄って参りました。









きれいに整備されていて、当時の面影を感じる物は見当たりませんでした。
そこで、警備の人に尋ねたところ、土塁の一部と石垣の石が数個ありますよ。とのこと





石垣の石積みの一部でも見られたらよかったと思う反面、
そんな物に目も耳も傾けられないような破壊と復興が繰り返された近代を過ごしてきたのかも知れない。




一般  2020/10/31(Sat) 11:15:26
Go to トラベルin米沢
国がコロナの自粛というブレーキから、アクセルで経済を動かす政策として Go to トラベル なる物を始めた。それでも感染者の多い東京都及び都民は除外され、都発着の旅行については恩恵を受けられないという不公平な状況も9月末で解消されるらしい。

記者は東京解禁になる前に、念願だった藤沢周平記念館を訪れた。







江戸時代の深川周辺の庶民の暮らしを著した作品も多く、
『橋ものがたり』の世界 というイベントを開催中だった。
橋ものがたりという作品は 橋の一つ一つに人情噺を配した短編集で、深川界隈の当時の暮らしの景色が浮かんでくる、時にはタイムスリップしてしまっているような描写の優れた傑作だとおもう。

もう一つ、出身地の山形鶴岡市に関連した作品も興味をひくものが多い。
下級武士の貧困にあえぐ姿や上杉家の政変、また様々な秘剣の使い手の活躍も読みごたえのある作品が多数ある。

しかし、記者は 上杉謙信の上杉家の末裔が、なぜ栄華や繁栄とはかけ離れた江戸時代を過ごさねばならなかったのかに強い興味をもっています。

豊臣政権の末期の政務にあたった五大老は
徳川家康・毛利輝元・上杉景勝・前田利家・宇喜多秀家という事になるが、
関ヶ原での立ち位置でその家の存亡が決してしまった。

東軍総大将の徳川家康が天下人になったのは当然の成り行きだが、
宇喜多家は西軍の石田三成方について、敗走の末に滅亡。
毛利家は石田三成に担がれて西軍大将にまつられたが、敵前逃亡して長州に帰ってしまった。
前田家はすでに他界していた利家の夫人まつが家康に従うように後継者の利長を説いたらしい。
上杉家は 家老の直江兼続が石田三成と謀って、徳川を挟み撃ちにして豊臣恩顧の正道を全うしようとしたものらしい。この遠距離の連絡手段が伊賀や甲賀の忍者たちだったらしいという事も非常に興味深い。  藤沢周平著【蜜謀】より

悲運にも わずか半日で決してしまった天下分け目の戦いに参加することもできなかった。
また、この戦いが長引けば、秀吉の軍師だった黒田官兵衛が九州全土を切り取って、天下に号令したのではという もし も非常に痛快な仮説だと思う。













花手水(はなちょうず)と言って、コロナウイルス感染防止のため手水を控えさせている。




上杉景勝と直江兼続像

上杉謙信像










歴史に もし はないものだと思うが、石田三成の西軍が勝利していたならば、
勝利した東軍に与した前田家の加賀百万石と言われた金沢市の繁栄が 山形の米沢に起こっていたのかもしれない。
そんな思いを巡らせながら、上杉神社、上杉伯爵邸を訪れた。
その後、米沢市街も散策したが、時代の傑物である上杉謙信公の末裔が移封された町としては少し物寂しさを感じてしまった。





新型肺炎コロナウイルスは感染者数は横ばいながら、重傷者は少なく医療機関の逼迫度もさほどではないようだ。10月から入出国も制限付きで解禁になり、一気にオリンピック開催への気運がたかまりつつるあるのだろうか。




一般  2020/09/30(Wed) 16:52:08
酷暑8月安倍首相辞意表明
安倍首相が、持病の潰瘍性大腸炎の悪化により 執務継続を断念し辞意表明した。




露出の激減や顔色が優れていないことから、想定されていたこととは言え、後継の決定までは 相変わらずの自民党というコップの中の嵐が巻き起こるのだろう。

志半ばにして、去らざるを得ない無念を思うと、体調管理や健康がいかに大事かが痛感させられる。【無事これ名馬】の例えもある。

憲法改正、拉致問題解決、北方領土返還等々政治生命を賭けて取り組んでいた?事柄が表面上は全くの進展を見なかった。何よりも新型コロナ拡大阻止の真っただ中であるのも決断を迷わせたであろう。



余談になるが、安倍首相を 最終的に追い詰めたのはアベノマスクを利用しない国民全員のような気がする。小さいと悪評のマスクであるが、利用している人を見たことがない。安倍さんに指名された大臣たち閣僚や自民党議員、ひいては行政府の最高責任者なのだから、役所の最上級の上司のはずなのに、地方公務員も利用していない。国民が全員でアベノマスクをスルーしてしまった。
マスコミのマスクに何百億円も使った。という扇動に乗せられてしまったのではという見方はチョットひねくれすぎか?フィリピンなら不敬罪で、現大統領に銃殺刑にされてしまうかも

功罪の功の部分では、長期安定政権で 決められない日本から脱却し諸外国からの信任も厚く、政局がらみで国会議員が疲弊奔走することなく政治活動に邁進?できた。株価も旧民主党時代から2倍程度になっている。この恩恵は限られた人たちだけのものだと思うが、その他 たくさんの功が目立たないのは、メディアのひねくれた思想のせいだろう。


この月のブログの書き出しは 何もなかった8月 となるはずだったのだが。
月末の突然の辞意表明で、拍子抜けしてしまった。

夏の甲子園もねぷたも阿波踊り、よさこい、花火その他 夏に別れを告げる催し物が一切行われなかった。そのせいではないだろうが、8月31日の朝の天気予報でも 最高気温37度が出ている。

暑さのせいにしたくはないが、エネルギッシュな書き込みに至らない。
適切に水分補給をしながら、まとまりのない頭の中を整理整頓してみます。







一般  2020/08/31(Mon) 08:39:48
日射し切望の7月
この7月は 観測史上最も日差しの少ないということになったそうです。
台風が来ない7月も珍しい事ですが、大雨による被災は残念ながら発生してしまっています。
線状降水帯などという大災害をもたらす恐ろしい言葉は いつから出てきたものか?
やはり、地球の温暖化で 何かがズレてきてしまっているモノなのか?
これから迎える8月は、酷暑の覚悟がいるらしい1カ月予報がでている。

●2020年8月 記憶に残る暑さに

●【8月1日~7日】関東甲信は梅雨明け後「かなりの高温」へ

●【8月8日~14日】東・西日本も 高温傾向に

●【8月15日~28日】全国的に 厳しい暑さは 止まらない

涼しい7月を過ごした身体には、残酷な予想が続いている。
みなさんも 水分を十分とって、熱中症にならないようにご注意ください。


天変地異に加えて 新型コロナウィルスの感染も勢いを取り戻したかのように毎日過去最高の感染者数となっている。PCR検査数が増えた結果とばかりは言えないようだ。
重症化が少ないのと医療現場がひっ迫していないという事で、再度の緊急事態宣言発令という事にはならないらしい。



日本中でアベノマスクを批判したせいではないだろうが、安倍首相の露出が少なくなってきた。記者もアベノマスクを付けている人は一人も見ていない。非常用に保管したものか?

安倍さんも 悲願の憲法改正もオリンピック開催時の首相も手の届かないものになってしまったので、モチベーションが保てなくなってしまったものか、もうひと踏ん張りを期待したいが・・・



一般  2020/07/31(Fri) 05:16:47
withコロナ?第2波心配
新型コロナウィルスの感染者が、徐々に増え始めている。第2波を心配する声もここかしこに。
国の判断は 新規感染者が若年層に多いことや夜の接客関連が起因しているらしく、医療崩壊までには 少し余裕があるらしく、新たに窮屈な自粛は発令しない方向らしい。



群馬県民は、現在 新型コロナウィルス感染者で入院加療中の方は一桁台らしい。
にもかかわらず、自粛はともかく警戒ぶりは背筋が寒くなるほど行き届いている。
やはり、マスクをした顔はにこやかとは言いにくい感じがします。

ともあれ、前橋、本庄のモデルハウスに ご来場者にご安心いただけるよう

【業務用オゾン脱臭機】をご用意してみました。




120分の運転で128畳(64坪)の広さを対応と説明書にあります。

また、ご来場のご安心担保のためウイルス増殖環境消滅スプレーを常備しております。




記者は 周りの勧めもあって不要不急の外出は控えるようにしておりますが、もともとアウトドア派なので、悶々とした運動不足解消のため、トレーニングルームと化した前橋モデルハウスの地下室で、年甲斐もなく一輪車チャレンジを始めました。屋外デビューの目標は年内にと思っております。



本人は全く認めておりませんが、加齢による衰えから来ていたバランス感覚の悪さを少しずつ改善されつつあるようです。



父の日に届いたゴルフボールを開封したら、5人の孫の写真入り、これはプレーには使えそうもないので、簡単に、化粧の木台をつけてオブジェに加工してみました。



今年の梅雨は今のところ、曇天が多くて梅雨らしい感じですぎています。
梅雨明けの猛暑、酷暑を思うと、さらなるステイホームをなどと・・・・




一般  2020/06/30(Tue) 17:19:53
緊急事態宣言 解除
新型コロナ肺炎の拡大阻止のためにされていた緊急事態宣言が、見直しをする予定の5月末を待たずに解除になった。新規感染者数も都内で一けた台もあり、だいぶ頭打ちになったような気がする。群馬もしばらく新規感染者が出ていない。



これからは新型コロナとの新しい生活が始まると、いろんなメディアが発信し始めた。
自粛から解除への急激な変化に、思いっきり外出して、第2波を起さなければよいが。
などと心配していると本庄モデルハウスのポストにアベノマスクを発見。住民がいなくても、住所があれば配達するもんなんだ。ちなみに居住地の前橋市広瀬町へは届いていない。





確かに小さい。ビートたけしが「眼帯かと思った」というのもうなづける。

そこで一句  アベノマスク 届いたころには 解除かな  字余り( ;∀;)

最近は 別件でSNSの誹謗中傷が問題になっているが、日本のコロナ対策は国際的に見たら大成功だったといっていいのではないか.これが安倍総理の功績とはだれも思っていないのはかわいそうな気がする。やがて、日本の規制の緩さと感染者の少なさが科学的に解明される日が来るのだろうが、記者はBCG接種で免疫力が強くなっているという説を支持したい。


今は野に山に緑があふれている。
この快適な時期にホームステイはなかなか難しいかもしれない。
せめて、目に優しい緑の写真をご覧ください。
本庄モデルハウスの奥に設けたぶどう棚のシャインマスカットです。
昨年からおいしいものが収穫できていますが、見た目はボロボロなので、今年はユーチューブで調べて,摘果を行ってみました。




摘果後ですが、よく見ないとわかりませんね。

足元の家庭菜園では、トマトのいたずらっ子が収穫されていました。







夏の甲子園、大相撲夏場所は 早々に中止が決定しましたが、プロ野球は無観客で開幕する見通しがついたらしい。記者たちの好きな物 巨人 大鵬 卵焼き の世代は 日本の春は球音にて始まるものと思っている。高校球児には気の毒だが、少しずつスポーツが動き出すと かつての日常生活に近づいていけるのではと少しずつ、ワクワクしてきた。
よーーし!!今日は過ごしやすい日なになりそうなので、1時間超の徒歩出勤にしよう!!

通勤途中の後閑田んぼではコロナに何の影響も受けずに麦刈りが行われ


田植えの準備の苗代ができている。 


きちんとした日常が感じられるのどかな風景の中を散策しながらの贅沢な出勤だこと。





一般  2020/05/30(Sat) 17:40:33