何年ぶりかの大雪で、
「不要不急の外出は避けて下さい。」
とのアナウンスが流れています。
不慮の事態に備えて前橋の事務所で待機中です。(ボンヤリ雪景色を眺めています。)
明日が都知事選の投票日です。
私見ですが、小泉元首相の登場で盛り上がるかに見えた物の・・・
という感じに見ていますが、都民の方はどうなんでしょうか?
東京オリンピックの顔にふさわしい方はいらっしゃいませんね。
以下、お暇な人限定でお進みください。
突然、話は飛びますが、加藤清正という武将は鬼神の如くとにかく強かった。
秀吉の命令で攻めた大陸の先っぽの半島では向かうところ敵なしで、
とにかく、恐れられていたらしいという文献が気になっていて、
人となりを少しでも知りたいと熊本城に出かけました。
熊本城を築いたのは、加藤清正ですが、
徳川家の未来永劫の存続を危ぶむ外様大名として排除され
早々に、親藩の細川家の居城と成り下がりましたそうな。
その末裔が徳川家のおひざ元で立候補するというのも少し面白い気がします。
「殿.ご乱心」という自民党の指摘に 座布団一枚!
本丸御膳
当時の食事を鉄筋コンクリート 造で改修された本丸御殿でいただきました。
案内のボランティアの方に「細川さん嫌いでしょ。」と尋ねたところ
「細川家は 遠くは足利将軍に仕え、信長、秀吉、家康と常に時の権力者に
仕え続けた。この処世術は見事なもので他に類を見ない。
熊本城を戦火のさらすことがなかったということは立派だったのでは。」
民にとってはありがたいことだが、やはり加藤清正のほうが人気があるそうな。
大きな堀があり、高い石垣があり
「戦国時代は命知らずの猛者たちが一番乗りに命を賭けて挑んだんでしょうね。」
との記者の問いかけに
案内ボランティアの好々爺氏は
「関ヶ原後の築城だから・・・」とだけお答えになり、ニヤッと笑った。
関ヶ原で西軍についたか東軍についたかで、末代までの命運が左右されたのをご存知か?
という暗示の含み笑いだったのかと、時間がたってから想像してみた。
少し、話題の方向修正を
銀髪のオオカミのような元首相が、劇場型の選挙に持ち込んで、
脱原発を訴えましたが、真意がよくわかりません。
成仏しきれてないのか、元子分の安部首相が耳を貸さないことへの恨みか。
原子力発電に頼って、このままでいいとは考えていませんが、
原発をとめている間の地球温暖化ガスの大量発生をだれも口にしないのか、
日本の最高権力者になったマスコミよ、国民迎合のような報道ばかりでなく
本当に、この国やこの国の子供たちのためにペンを持って闘ってもらいたい。
私どものような小規模な住宅会社は存続をかけて、
国土交通省の猫の目のようにコロコロ変わる政策に右往左往しながら、
ゼロエネルギー住宅や低炭素住宅にシフトする努力を日々続けている。
窓の外の積もる雪を見ながら、もう少し ボーとしていたいような。