本年もよろしくお願いします。
前橋体感ハウス玄関前の門松
毎年のことながら、竹の切り口の素晴らしさに感心させられる。
のこぎりではこうはいかない。カンナで仕上げるとしたら相当な切れ味だ。
毎年、納入してくれるツチヤガーデンの土屋社長に製作方法を聞いてみよう。
今年もこの切り口のようにまっすぐ前を向いて、しっかりと上を向いて
あらゆることに感謝しながら過ごしたい。
埼玉県朝霞市在住の旧友に用事があり、
ついでに長い間の憧れだった【深川めし】を食べに行こうと
ネット検索で上位に出てくる『深川釜匠』へ向かった。
さわやかなコメントは出来そうに無い。
後から後から入る観光客をさばく若いスタッフの愛情の無さ、お茶も香の物もセルフサービス、食べ残る場合はおにぎりで持ち帰るようにとテーブルにサランラップまで置いてある。
店主の人柄が垣間見える感じがした。繁盛はしているのだろうけど、笑顔で「ごちそう様」と言って帰る客は見かけなかった。
貴重な経験になった。『他山の石、以って玉(たま)を攻(おさ)むべし。』だ。
感謝される家造りを継続していくことを肝に銘じ直した。
お口直し?でタイムスリップに少しお付き合いをねがいます。
開店まで時間があったので、すぐ近くの『江戸深川資料館』に時間つぶしに
記者は故人になってしまった古今亭志ん朝の大ファンなので
江戸の古典落語を聴きながら、想像する街並みが目の前にあるので大興奮
屋根の猫が動いたり、鳴いたりします。
突き米屋、脱穀屋
近くの木場の木挽き職人の住まい
所帯持ちは6畳、独り者は4畳半だったらしい
大きな木材を引き立てるのこぎりを『おが』と呼んでおがくずの語源なったらしい
チョキ船=穂先がイノシシに似ているのでこう呼んだらしい、水運が主流だった当時だが、
チョキ船は大店の若旦那が遊びに出かけるときに使う乗り物だったとか
船待ちの若旦那をもてなす船宿
せまい住まいと小さな台所で窮屈な暮らしをしていた一般庶民は
延焼防止のために設けられた広小路と言われる広場に集まって
雑談を楽しんだりしたらしい
休憩場のたばこ盆
ファーストフードの屋台も出店
そば屋 担いで移動する屋台に水、火鉢、ドンブリ、食材のすべてが収納されている
ボランティアの案内人さんの親切な説明や語りに堪能して2時間余りも過ごしてしまいました。この暮らしが いまだに続いていたら地球の温暖化の心配は無縁だったはずだ。
何のために人は発展してきたのか、また発展と言えるのか、どこに向かっているのか?
大問題に突き当たってしまったので、ここら辺でシャットダウンします。