先日3年に1度義務付けられている建築士技術者講習会に行ってまいりました
朝9時から夕方5時まで会場に缶詰め状態最後にテストまで・・・
テキストを1日(全138頁)かけて講習しました、ほとんどが建築士の実務や法令の事でしたが、終盤に最近の新技術、最近の重要技術項目等の項目があり気密化技術の内容が乗っていたので紹介いたします。
海外の気密性能基準 C値 1㎠/㎡
ドイツでは C値 0.5㎠/㎡を目標
日本では
海外との基準の差に驚きます
当社では、全棟気密測定をしていますがほとんどがC値0.5㎠/㎡以下で以前ブログでも紹介しましたがC値0.1㎠/㎡の物件も有ります
最近の住宅性能は断熱材の性能やサッシの性能などが注目されていますが、気密についての性能値を講習会等で聞く事がありませんでしたので紹介いたしました。
更に換気設備(24時間換気)による省エネルギーの項目では
C値1.0㎠/㎡以下でないと省エネルギー効果が無いとあります
日本の次世代省エネルギー基準では効果はないと言う事?
今後C値について海外に負けないような基準が出来ればいいと思いました。