世界同時不況の一因?
アメリカはとにかく大きい物が好きだと言われているらしい。
国民すべてがこんな車に乗っているわけはないだろうが、



それぞれの家が緑を備え、日本では見かけにくい景色の町並みだが、
家の手入れも、庭の手入れもより高く売る為のことだと聞くと興が冷める。



アメリカンドリームというのかどうか解らないが、とにかくビッグになって
大きな家に住み、大きな車を乗り回す。まるで洋服を着替えるように、ビッグになった自分に、つりあいのいい家に住み代えるのが成功の証しらしい。
狩猟を主として生きてきた祖先を持つアングロサクソンならではの事だろうか。



サブプライムローン(低所得者向け)に端を発した世界同時不況は農耕民族を祖先に持つわが国にもいやおうなく降りかかってきた。右肩上がりの成長を続ける為、海外に重きを置いていた地元の企業も瀕死の重症らしい。
ここはひとつ、祖先の血を呼び起こして農耕民族らしく地道に頑張るのが道のようだ。




一般  2009/03/06(Fri) 18:18:41
シルク・ド・ソレイユ
ディズニー開園25周年を記念して公演されているという
シルク・ド・ソレイユ太陽のサーカスを見て参りました。

まず、仕掛けの規模や演出の組み立てに感激しました。
(生サーカスは40年前の木下サーカスの前橋公演のテント以来ですから)
演者の方が下から出てくるは、上から落っこちてくるは
息をもつかせない展開とはこのような事かなと思いました。

そしてキャスト達の素晴らしさに大感動です。
彼らはオリンピックの体操のメダリストクラスの筋力と
ハリウッドの一流スタントマンに匹敵する度胸と
更には道を極めた修行僧のような精神力を併せ持ってるのではないかと
興奮させられるほどのショーでした。

『感動のこだまする家造りをして行こう』と心がけておりますが、
たゆまぬ努力をし続けた結果、喜んでもらえると言う事を再認識致しました。

撮影禁止の為、内部や演者の写真がアップできませんので、外観です。







この写真の方は演者ではなく案内係りの人です。



一般  2009/02/22(Sun) 11:37:08
200年住宅は宣伝文句か?
200年住宅が話題にもなってきたが、その名前が消えるらしい。長期優良住宅という名称に
変わる。そのため200住宅の先導的モデルでも長期優良住宅先導的モデル事業になるらしい。

これは本当に200年持つのかという声が国土交通省内部も、そして世間でも多かったものと
思われる。実際に先導モデルで認定を受けた住宅でも本当に持つのかと言う単純な疑問が
あるものがあるといわざるをえない。

200年後の環境や、いろいろな人が住む住宅で、単に耐久性・耐震性や維持管理性だけで
対応できるとは思わない。ましてや材料の耐久性で200年持つという保証もできないものが
使われていても認定されている。選定基準も良くわからないし、本当にこれがOKなのか?
というのもある。近く説明会が開かれるのでやっと公明性が見える。

そういう意味で再度仕切りなおしをし、あいまいな無責任な200年住宅の名前を降ろすこと
は賛成である。国民を欺くことになるので200年確実に持つという保証がない限り使うべき
ではない。

それにしても首相が代わると名称まで変わるのかとちょっとセンチメンタルにもなる。

一般  2009/01/28(Wed) 17:35:37
安心の最後の砦が工務店

未曾有の不況の話題に隠れてあまり目立たなかったが、またしても
偽装問題が起きた。サッシメーカー5社が防火性能偽装を行ったと
いうもの。これをニュースで知った時、「国はお金を取りすぎてい
る。ひとつの仕様で認定を取得するにはとても金が掛かるんだ。勘
弁して欲しい」という、とあるメーカーの担当者が昔嘆いたことを
思い出した。
しかし、金が掛かるといっても、やはり不正はよくない。なぜなら
消費者はまったく知らない次元の話しであるからだ。
今回の偽装は、試験体にはいわゆる「チャンピオン品」を使い、実
際の流通品はそうでない格落ち製品を「認定製品」として出荷・施
工したということだ。こうしたことが普通に行われれば極端な話、
梱包に「大臣認定品」というラベルが貼ってあれば、どんな建材だ
ろうと、プロである工務店ですら分からないだろう。
だからこそ求められるのが、モラルということになる。工務店や建
築士の中にも、「大臣認定品」ということで安心せずに、「本当に
安心できる材料なのか」ということを調べようとする人もいるほど。
こういうことからも、工務店は「消費者を守る」という意識を前面
に打ち出すことが必要だ。たとえ「認定品」であっても、自らしっ
かりと材料を再吟味し、検査・保証・コンプライアンスなどに積極
的に取り組み、消費者の味方であるという最後の砦となるようにし
たい。



一般  2009/01/22(Thu) 17:35:46
名物大将復活

ラーメン界の名物大将
池袋大勝軒の大将がお客様の声に後押しされて復活したという記事が1月5日のよみうり新聞に掲載されていた。
大将のテレビでの発言で今も強く記憶に残るのは

「食糧難の時代から営業していて大盛りこそがごちそうなんだ。」という事。



評判が評判を呼び長い間行列の出来る店として繁盛してきたにもかかわらず、
大盛りのスタイルを変えることはなかったことに対する問いかけへの答えだ。



年末年始にお客様のところにご挨拶まわりをしていると素敵な笑顔で迎えていただける。

「工事中に言われてた通りの実力のある家だよ。住むほどに実感してくるよ」

「暖かいので本当に感謝しているよ 広瀬さんに頼んでよかった」

「実家に帰ってのお正月だったけど、寒いので来年からは親に来てもらう事にしました」

「史上最強ですよ。底力暖房は」

等々うれしい言葉をたくさんかけていただける。

お客様からいただいた年賀状にも

「ポカポカですよ」の文字が3通もありました。


暖かい家、住み心地のいい家が一番なんだ。

という弊社の理念に自信を深めさせていただきました。
不景気も吹っ飛ばせそうな元気が涌いてきました。

今年も一年がんばりますのでよろしくお願いいたします。



一般  2009/01/07(Wed) 10:40:39
坂の上の雲
小説『坂の上の雲』を読み終えた。
司馬遼太郎が40代の10年間を費やした作品だそうで、いつかは読みたいと思っていたのだが、文庫本8巻という大作と、時代考証を重んじるがためにややもすると主題と縁の薄い項が延々と続く、氏独特の展開に、読破の意欲をそがれるかとの懸念から後回しになっていた。

氏は日本の将来を心から心配して旅立って行ったと聞いていた。


『坂の上の雲』のあとがきを一部引用させていただく。

このながい物語は、その日本史上類のない幸福な楽天家達の物語である。
やがてかれらは、日露戦争というとほうもない大仕事に無我夢中でくびをつっこんでゆく。最終的には、このつまり百姓国家がもったこっけいなほどに楽天的な連中が、ヨーロッパにおけるもっともふるい大国の一つと対決し、どのようにふるまったかを書こうとおもっている。楽天家たちは、そのような時代の体質で、前のみを見つめながらあるく。
登ってゆく坂の上の青い天にもし一かけらの白い雲がかがやいているとすれば、それのみを見つめて坂を上っていくだろう。


サブプライムローン、リーマンブラザーズの破綻、麻生内閣の迷走、100年に一度の危機
すべて、マスコミ発の情報であるにもかかわらず、日本中が肩を落とし足元を見続けているようだ。
孔子の言う天命を知る齢になった私が、日露戦争勝利や第二次世界大戦後の復興のバイタリティーを知る由もないが、登ってゆく坂の上の白い雲を見つめ続けていく楽天的な日本人の一人になりたいと思う。


サブプライムローン、リーマンブラザーズの破綻も関係なく楽天的に暮らしている
アメリカのど田舎のヤキマで暮らすジョーのファミリーです。

一般  2008/12/29(Mon) 10:02:56