熊谷市41.1℃最高気温更新
平成最後の年の7月23日 
熊谷市で最高気温41.1℃を記録し、最高気温記録を更新した。
記者は運悪く、炎天下の芝生の上を一日中駆け巡っておりました。



2007年8月16日に40.9℃という日本最高気温記録を出しそれ以降は
「あついぞ!熊谷」というキャッチフレーズで市のアピールを続けていた。
熊谷市の協力業者のスタッフたちは「あついぞ!熊谷」と胸に入ったポロシャツを自慢げに着ておりました。

その後、各地に記録更新され、最近では近場の伊勢崎市や館林市よりも
低い気温に甘んじていた。
市では「あついぞ!熊谷」はイメージダウンにつながるとして、今年になって
「あついぞ!熊谷」というキャッチフレーズを止めることにしたらしい。



そんなタイミングでの最高記録更新は何とも間が悪い。というのは酷か。

連日、《命に危険のある暑さになります。外出を避け、エアコンを使って涼しい室内で過ごすように》と天気予報やニュース番組が連呼している。

数年前まで、地球の温暖化対策や夏の冷房時の消費電力量が、電力供給量を超えてしまう恐れがあるので、クーラーの使用は控えめにと言われていたのが、隔世の感がする。
各地で 里山のきれいな景観を壊し続けている大規模太陽光発電パネルの設置が、電力需給のバランスを支えたものなのだろうか?


前回、熊谷市が日本最高気温記録を出した2007年8月16日に同じ気温を記録した岐阜県多治見市に家族と一緒にいた。なんと暑い街だ、とその時は思っていたのだが。
岐阜城を見学して、常滑市のINAXミュージアムに建築陶器の歴史を見に行く途中だったような気がする。http://www.livingculture.lixil/ilm/



そこで聞いた逸話の記憶をたどると
帝国ホテルの設計を任されたフランク・ロイド・ライトが、帝国ホテルで使うレンガを焼くのに適している土を探して各地を訪ねて、常滑の土に出会ったらしい。土地の陶工である伊奈長太郎を口説き、帝国ホテルの煉瓦を焼かせたらしい。その作業は数年かかったらしい。このために集められた陶工たちは、帝国ホテル竣工後には解散を余儀なくされたが、伊奈長太郎に異議を唱え、みんなで何かやろうぜ。という事でできたのが伊奈製陶、後のINAXとなる。いまではリクシル傘下となりINAXのシンボルを目にすることもなくなったしまったが、東洋陶器 後のTOTOのライバルとして、果敢な販売戦力でTOTOの足元を脅かした時期があった。その頃から、30年以上になるだろうか?世の中の移り変わりに目をやるとに少し感傷的になったりする。
すこしジジイになったものか。



このブログのオールドファンのOB客様から
みかんちゃんやりんごの成長が見たいとリクエストいただきましたので、
今はシアトルに住んでいる二人をチョコットご覧ください。
熊谷市が 最高気温記録を出した7月23日はこの子たちの母親のバースデーでした。






















ZEHモデルハウス『暮らす』の住人



一般  2018/07/31(Tue) 08:49:59