今回、羽蟻が出たと連絡があったので、業者を連れてお宅へ訪問してきました。
見せてもらった羽蟻を確認すると、、、シロアリでした。
参考までに、シロアリとそうでない羽蟻の違いを説明します。
特徴としてシロアリは
①触覚が直線でじゅず状
②前後の羽の大きさがほぼ同じ
③胴にくびれがない
そうでない羽蟻は
①触覚が「く」の字状
②前の羽が後ろの羽より大きい
③胴がくびれている
もしシロアリと判別できるようでしたら、専門業者に相談することをお勧めします。
発見した羽蟻を放置するのは気分が悪いと思います。
数匹を確保し、残りは掃除機等で吸い取ってしまいましょう。
吸われた蟻は、ほぼ息絶えると思います。
そして後日、確保した蟻を専門業者に見てもらいましょう。
確認した羽蟻がシロアリだった為、装備を整え点検口から床下に潜ります。
表面的に蟻道(土で作った蟻のトンネル)を確認したり、打診をして木材等がやられていないかのチェックを繰り返し行います。
診断した結果、被害のありそうな場所は見つかりませんでした。
今回はお客様と相談した結果、予防対策としての薬剤の見積りをし、再度検討することになりました。
皆さんもシロアリの発生を防げるよう、木材を直に土に触れさせないよう注意したり、建物廻りに蟻道を造られていないか確認できるようなスペースを確保するなど意識してみてください。