こんにちは!
群馬県前橋市にある工務店、「
広瀬住宅計画」です。
今回は、和の趣を感じられる平屋の施工事例のご紹介、後編です。
(
前編はこちら)
落ち着いた和風の外観にこだわって施工したY様邸。
内装にも随所に細やかなこだわりを散りばめています。
まず、和室の柱は見える真壁で作り、床の間の地板は元の家から取り出したものを削り直して再利用しました。
さらに、小上がりの神棚の隣には、旧宅にあった8寸角(24cm)の大黒柱を飾っています。
この大黒柱も最初は柱として使いたいと考えたのですが、ほぞ穴が多く経年劣化もありましたので、柱として使うのは断念し、見栄えの良い面を加工して飾りました。
旧家を取り壊しての建て替えだったため、旧家を少しでも感じられるよう工夫させていただきました。
また、お父様がご高齢で少し歩きにくいようでしたので、お父様の寝室の隣にトイレを作り、廊下と寝室どちらからでも出入りできるようにしました。
立ったまま用が足せるように、小便器も設置しています。
さらに、建築中に東京の親戚の方から絵をいただくことになり、玄関に飾れるようにと照明をつけました。
玄関や外にもお父様のために手すりやスロープを設置しています。
小屋裏は、息子さんの部屋と収納部屋となっています。
平屋でありながら、十分な広さと
収納スペースを確保できていると思います。
Y様からは、「父親にも気を使っていただき、満足のいく家になりました。暖かく、使い勝手の良い家をありがとうございます」
とご感想をいただきました。
新しい家で旧家の思い出を語りながら、ご家族で快適に過ごしてほしいと思います!